阿南市議会 > 2016-06-02 >
06月09日-01号

  • "調停"(/)
ツイート シェア
  1. 阿南市議会 2016-06-02
    06月09日-01号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    平成28年 6月定例会 ┌───────────────────────────────────┐ │            平 成 28 年               │ │        阿南市議会6月定例会会議録(第6号)         │ └───────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第54号  平成28年阿南市議会6月定例会を次のとおり招集する。   平成28年6月2日                         阿南市長 岩 浅 嘉 仁 1 招集の日  平成28年6月9日 1 招集の場所 阿南市議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇      平成28年6月9日(木曜日)午前10時    開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 承認第1号 阿南市税条例等の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について 承認第2号 阿南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について 承認第3号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の承認について 承認第4号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の承認について 第1号議案 阿南市情報文化センターの設置及び管理に関する条例の制定について 第2号議案 阿南市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第3号議案 阿南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 第4号議案 阿南市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について 第5号議案 阿南市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 第6号議案 動産の買入れについて 第7号議案 動産の買入れについて 諮問第1号 行政財産使用許可に関する処分についての異議申立てに係る諮問について  ………………………………………… 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告について 報告第2号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第3号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第4号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第5号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第6号 平成27年度阿南市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第7号 平成27年度阿南市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第8号 平成27年度阿南市水道事業会計予算繰越計算書の報告について   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第7号議案並びに諮問第1号の12件と報告8件に対する提案理由説明   +++++++++++++出席議員(26名)  1番  表  原  立  磨 議員  2番  保  岡  好  江 議員  3番  喜  多  啓  吉 議員  4番  岩  原  計  憲 議員  5番  仁  木  啓  人 議員  6番  井  坂  重  廣 議員  7番  山  崎  雅  史 議員  8番  平  山  正  光 議員  9番  湯  浅  隆  浩 議員 10番  飯  田  忠  志 議員 11番  佐 々 木  志 滿 子 議員 12番  橋  本  幸  子 議員 13番  小  野     毅 議員 14番  住  友  利  広 議員 15番  林     孝  一 議員 16番  住  友  進  一 議員 17番  星  加  美  保 議員 18番  藤  本     圭 議員 19番  奥  田     勇 議員 20番  日  下  公  明 議員 21番  荒  谷  み ど り 議員 22番  小  島  正  行 議員 23番  久  米  良  久 議員 24番  山  下  久  義 議員 25番  横  田  守  弘 議員 26番  野  村     栄 議員   +++++++++++++欠席議員(なし)   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       岩 浅 嘉 仁 副市長      亀 尾 貞 男 教育委員長    里 美 文 子 教育長      新 居 正 秀 政策監      惠 来 和 男 政策監      西 田   修 代表監査委員   岩 淺 英二郎 企画部長     打 樋 昌 之 総務部長     杣 友 秀二三 防災部長     松 田 晋 介 市民部長     鈴 江 省 吾 環境管理部長   木 下 雅 憲 保健福祉部長   水 口 隆 起 産業部長     坂 本 誠 規 建設部長     原 田 隆 博 特定事業部長   篠 岡 彰 彦 会計管理者    日 下 博 文 水道部長     亀 尾 剛 士 教育次長     高 島 博 佳 消防長      久 積 裕 幸 特定事業部理事  黒 木 賢二郎 保健福祉部理事  数 藤 康 彦 建設部理事    中 道 信 弘 選挙管理委員会事務局理事          富 永   優 監査事務局理事  岡 本 光 弘 秘書広報課長   米 田   勉 財政課長     半 瀬 恒 夫   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     越久村 仁 司 議事課長     青 木 芳 幸 議事課長補佐   佐 坂 泰 資 議事課長補佐   東 條 智 子 議事課主査    三 河 恭 普  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) おはようございます。 開議に先立ちまして、皆様にお願い申し上げます。 去る4月14日午後9時26分に発生いたしました熊本地震で犠牲になられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。皆様方の御協力をお願いいたしたいと思います。 御起立をお願いいたします。 黙祷。   〔黙  祷〕 ○議長(久米良久議員) お直りください。 どうぞ御着席ください。 御協力ありがとうございました。 続きまして、本日の議事日程を御報告申し上げます。 日程第1 会議録署名議員の指名。日程第2 会期の決定。日程第3 承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第7号議案並びに諮問第1号の12件と報告8件に対する提案理由の説明。 以上であります。 去る4月26日に松山市で開催されました第78回四国市議会議長会定期総会及び5月31日に東京都で開催されました全国市議会議長会第92回定期総会において、永年勤続表彰を受けられました議員に対して表彰状の伝達を行いたいと思います。 事務局長がお名前を申し上げますので、代表の方は演壇までお越しくださいますようお願い申し上げます。 ◎議会事務局長越久村仁司) それでは、お名前を申し上げます。 全国市議会議長会から、20年以上議員の職にあった者として小島議員荒谷議員特別表彰を、10年以上議員の職にあった者として井坂議員藤本議員一般表彰を受けられております。 また、四国市議会議長会からは、20年以上議員の職にあった者として小島議員荒谷議員が、16年以上議員の職にあった者として久米議長佐々木議員が、12年以上議員の職にあった者として住友進一議員が、それぞれ特別表彰を受けられております。 表彰を受けられましたそれぞれの代表の議員に久米議長から表彰状の伝達をしていただきます。 それでは、全国市議会議長会表彰者を代表いたしまして小島議員、どうぞ演壇までお越しください。   〔小島議員登壇〕    〔議長 表彰状朗読〕 (拍手) ◎議会事務局長越久村仁司) 続きまして、四国市議会議長会表彰者を代表いたしまして荒谷議員、どうぞ演壇までお越しください。   〔荒谷議員登壇〕    〔議長 表彰状朗読〕 (拍手) ○議長(久米良久議員) 以上で表彰状の伝達は終わりました。なお、ほかの表彰を受けられました議員の表彰状につきましては、後ほどお渡しいたしたいと存じますので、御了承をお願いいたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) ただいまから平成28年阿南市議会6月定例会を開会いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) この際、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係の報告書をお手元に配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、お手元に御配付のとおり、市長から承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第7号議案並びに諮問第1号の計12件と地方自治法の規定による報告8件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、監査委員からは、平成28年3月から5月に実施いたしました例月出納検査の結果の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 これより本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、24番 山下議員、1番 表原議員を指名いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る6月2日に議会運営委員会を開催し、協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 野村議会運営委員長。   〔野村議員登壇〕 ◆議会運営委員長野村栄議員) おはようございます。 ただいま議長の指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果について御報告を申し上げます。 本委員会は、去る6月2日に会議を開き、今期定例会の会期について協議をいたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、本日から6月27日までの19日間の会期を予定いたしております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(久米良久議員) お諮りいたします。 ただいま野村委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から27日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米良久議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(久米良久議員) 日程第3 承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第7号議案並びに諮問第1号の計12件と報告8件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) おはようございます。 本日、平成28年6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中にもかかわりませず御参会いただき、まことにありがとうございます。 平素は市政の各般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しまして心から厚くお礼を申し上げます。 初めに、永年議員表彰を受賞されました議員各位一言お祝いを申し上げます。 去る4月26日、松山市にて開催されました第78回四国市議会議長会定期総会におきまして、小島正行議員荒谷みどり議員議員在職20年以上、久米良久議長佐々木志滿子議員が16年以上、住友進一議員が12年以上の特別表彰を受賞されました。 また、5月31日に開催されました全国市議会議長会第92回定期総会におきまして、小島正行議員荒谷みどり議員議員在職20年以上の特別表彰を、井坂重廣議員、藤本 圭議員が10年以上の一般表彰を受賞され、先ほど伝達が行われたところでございます。 受賞された議員には、日々変転する社会経済情勢の中で、常に献身的に市政の進展と住民福祉の向上に御尽力されました。その御功績をおたたえ申し上げますとともに、長年にわたる御労苦に対しまして衷心より敬意を表する次第でございます。 今後におかれましても、健康に十分御留意いただき、市民の皆様が生き生きと輝き、安全・安心に暮らすことができる幸せなまちづくりに向け、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お祝いの言葉にかえさせていただきます。 さて、去る4月14日、16日に熊本地方を震源とする平成28年熊本地震が発生しました。地震の規模を示すマグニチュードは、4月14日夜の前震が6.5、4月16日未明の本震が7.3と発表され、震度7の強い揺れに2度も見舞われる事態となり、熊本県及び大分県の各地で広範囲にわたり甚大な被害をもたらしました。余震が続く中、今なお多くの方々が不自由な避難生活を続けられております。 このたびの地震により犠牲になられました方々の御冥福を謹んでお祈りいたしますとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます。 本市におきましては、平成28年熊本地震被災地を支援するための庁内組織として、4月18日に阿南市地震被災地支援対策本部を立ち上げ、情報の一元化を図るとともに、支援策等について検討いたしました。 まず、被災地への義援金についてでありますが、阿南市社会福祉協議会との共同により、市内19カ所の公共施設に募金箱を設置し、ホームページや「広報あなん」等で募金を呼びかけましたところ、多くの皆様方に御協力を賜り、5月末時点で85万7,488円の義援金を中央共同募金会等を通じまして被災地にお送りしました。 また、支援物資につきましては、本市が備蓄しております水、毛布、非常食等を準備し、要請があり次第、直ちに発送できる態勢をとっております。 なお、現在は、国や他の自治体からの十分な支援に加え、民間企業等から大量に物資が被災地に届き、在庫が生じるなどの支障が出ていることから、物資の受け入れが中止されているとのことであります。 次に、人的支援につきましては、九州地方知事会から関西広域連合を通じて徳島県に対し職員の派遣依頼がありました。徳島県では、県と市町村が一体となり被災地の支援を行うこととしており、県から市長会を通じて本市に職員の派遣依頼がありましたので、5月中旬から職員を熊本県益城町へ順次派遣しているところでございます。 これまでに、益城町支援チーム第10陣及び第18陣の一員として、それぞれ2人の行政職員避難所運営支援業務等に従事し、また、家屋被害認定支援チーム第4陣の一員として、建築士資格を持つ職員2人が家屋被害認定業務に従事いたしました。 さらには、保健師チーム第11班及び第13班の一員として、それぞれ1人の保健師が避難所における健康相談家庭訪問による健康調査に当たっております。 今後におきましても、災害支援及び派遣の要請がありましたら速やかに対応してまいりたいと考えておりますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げる次第でございます。 次に、選挙権年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法等の一部を改正する法律が今月19日から施行され、全国で約240万人が新たに選挙権を得ることになります。選挙権年齢の変更は、71年前に25歳以上から20歳以上に下げて以来でありますが、その間に海外では引き下げが相次ぎ、現在では選挙権年齢18歳が世界標準となっております。 申すまでもなく、民主主義の根幹は選挙であります。若者には、1票を投じる権利を行使することによりまして国や自治体の政策に影響を与えることの大切さを学び、現在と未来を生きる当事者としての責任を自覚していただきたいと思うところであります。 本市でも、この夏の参議院議員選挙から約1,400人が新たに有権者となります。若い世代の方に政治や選挙に対する関心を高めていただくとともに、選挙をもっと身近なものに感じていただくために、阿南市選挙管理委員会では、今回の参議院議員選挙におきまして18歳、19歳の新有権者に投票立会人をお願いすることとしており、選挙人名簿登録者数が1,500人以上の投票所を対象に選任をしているところでございます。 次に、先月、NHK総合テレビで阿南市を大きく取り上げた2つの番組が全国放送されました。「鶴瓶の家族に乾杯」と「東日本大震災プロジェクトスポーツでわが町に夢を!」であります。私はこれを阿南市をPRする絶好の機会と捉え、1,600を超える県外関係者に番組を見ていただくよう御案内をいたしました。おかげをもちまして、「鶴瓶の家族に乾杯」は同時間帯では視聴率第1位を記録したようでございます。また、「スポーツでわが町に夢を!」におきましても、野球を産業として位置づけた阿南市独自の取り組み地域活性化の好事例として全国に紹介されましたことは、野球によるまちづくりに大きな力を与えてくれたものと思っております。 こうしたよい流れに乗る形で、あさって11日から長野県上田市と同県下伊那郡阿南町に本市職員おもてなしチームABO60から成る野球交流訪問団を派遣いたします。 上田市では、全国から3,000人の野球愛好者が集まる全日本生涯野球大会の開会式の中で、ABO60によるダンスが披露されます。真っ赤な半袖シャツに白のミニスカートをはいた18人のおばちゃんによるパフォーマンスは、球場に集まった中高年、シニアープレーヤーに大きなインパクトを与えるものと考えており、野球のまち阿南を宣伝するまたとない機会であると存じております。 また、阿南町につきましては、一昨年、台風により加茂谷地区で甚大な被害が出た際に澤田副町長と松澤総務課長が遠路車で駆けつけてくださり、勝野町長から阿南市民に向けてのメッセージを添えて、見舞金30万円をいただいた恩がございます。ことしは阿南町との交流が始まって25年の節目に当たること及び災害見舞いのお礼も兼ねて、野球交流訪問団を派遣し、交流のきずなを深めてまいりたいと考えております。ここでもABO60の皆さんは交流試合の応援で花を咲かせていただき、あわせて救護施設阿南富草寮を慰問してくださる予定であります。 ABO60の会員の皆様には自己負担をしていただいてまで野球による阿南市のPRに御尽力いただきますことに感謝いたしますとともに、今回の長野県訪問が意義深いものとなり、その結果として多くの皆様が阿南市に来てくださることを期待するところでございます。 続きまして、提出議案の説明に先立ち、市政の重要課題及び施策につきまして御報告申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。 初めに、去る5月31日に平成27年度の一般会計及び特別会計出納閉鎖を行いましたので、その決算見込みの概要につきまして御報告いたします。 まず、一般会計の歳入につきましては、合併の特例によりまして普通交付税が約33億7,931万円交付されましたが、法人市民税等市税収入が、昨年度実績と比べまして約14億9,000万円の減収となる見込みでありますことから、財政調整基金から3億円を繰り入れいたしました。 一方、歳出につきましては、市民福祉の向上や社会資本整備などの各種事務事業を実施し、その結果、実質収支は約4億3,932万円の黒字となる見込みであります。 次に、特別会計につきましては、平成27年度の実質収支で申し上げますと、国民健康保険事業会計伊島診療所事業会計奨学資金貸付事業会計及び羽ノ浦農業集落排水事業会計におきましては、一般会計からの繰り入れにより、それぞれ収支の均衡を保つことができました。加茂谷診療所事業会計におきましては、約456万円の黒字見込みとなっております。 また、住宅新築資金等貸付事業会計におきましては、約133万円の収支不足見込みとなっております。 次に、後期高齢者医療会計におきましては、約1,842万円の黒字見込みであり、介護保険事業会計及び公共下水道事業会計につきましても、それぞれ約1億9,813万円、約55万円の黒字見込みであります。 また、加茂谷財産運営事業会計及び伊島財産運営事業会計につきましては、それぞれ約36万円、約168万円の黒字見込みであります。 次に、伊島地区生活排水処理事業会計春日野地域下水道事業会計豊香野地区生活排水処理事業会計及び学校給食事業会計におきましては、それぞれ約575万円、約1,163万円、約264万円、約454万円の黒字見込みであります。 以上、各会計の平成27年度の決算状況につきまして申し上げましたが、今後の財政運営につきましては、財政の健全性を堅持し、引き続き慎重な配慮をしつつ、国の動向等を見据えながら、効率、効果的な財政運営を推進してまいりたいと考えております。 次に、定住自立圏についてでありますが、3月定例会におきまして牟岐町及び海陽町との協定に関する御承認を賜り、3月25日に定住自立圏形成に関する協定の締結を行いました。 さきに協定を締結しております那賀町及び美波町を含む徳島県南部の1市4町が新たな圏域を形成し、阿南市が中心市となってお互いの力を結集し、安心、快適に暮らせる魅力的な圏域の実現に向け、努めてまいる所存でございます。 今後、政策分野ごとに1市4町の職員による担当者部会幹事会で検討した案について、関係機関代表者有識者等25人の委員から成る懇談会で御意見を伺いながら、平成29年度からの具体的な取り組みを示す共生ビジョンを策定してまいることとしております。 次に、昨年4月1日に開設して1年が経過した阿南市配偶者暴力相談支援センターぱぁとなーあなん」についてでありますが、3月末現在で、電話相談来所相談同行支援など、合わせて約550件の相談がございました。そのうち、DV被害に関しては全体の約65%を占めています。 DV被害につきましては、初期の相談から継続して支援を続けている場合も多く見受けられますが、中には、弁護士を立て、調停離婚に至ったケースや、転居などにより安全な場所で安心して暮らせるようになったことから、精神的にも落ちつき、自立に至ったケースなどがございました。 このように多くの方が悩みを抱えておられることに接し、その支援体制が望まれるところでありますが、現在のところ、支援センターは鳴門市と阿南市の2市のみであることから、市内のみならず、市外からの相談も数多く寄せられており、相談件数はさらに増加することが予想されます。 本年度におきましても、「ぱぁとなーあなん」及び毎月実施しております女性のための生き方なんでも相談などを通じて、潜在するDV被害者早期発見を図り、的確で細やかな支援体制を構築するとともに、警察を初めとする関係機関近隣自治体との連携をより一層密にして、被害者支援体制の構築に取り組んでまいりたいと存じます。 次に、私の公約でありますICTを活用したテレワーク在宅勤務)の起業支援など、女性が安心して働ける環境づくりの推進についてでありますが、本年2月3日にあなんテレワーク推進検討会議を開催し、実際に在宅で仕事をしている北海道のテレワーカーとテレビ会議情報交換を行うとともに、庁内で作業部会を組織し、推進方策について研究を進めてまいりました。 その実践に向けて、本年、あなん・安心・ICT~テレワーク女性活躍~事業として、テレワークに関しての市民ニーズの分析と調査を目的に、市内在住子育て世代の女性を対象とした女性のための働き方ワークショップを開催いたします。ワークショップでは、テレワークの仕組みの説明のほか、報酬内容や働きたい時間など、参加者の知りたい情報や意見等について、グループ討論を通じて聞き取りを行います。 先月31日には、富岡公民館で女性15人が参加して第1回ワークショップを開催いたしました。本年11月までに4回のワークショップを実施し、検証を行った後、来年度には、(仮称)あなんテレワーク推進センターを開設し、テレワークを目指す市内女性のネットワークづくりを支援してまいりたいと考えております。 次に、都市の若者らが地方に移り住み、地域協力活動を通して地域の活性化を図る地域おこし協力隊についてでありますが、4月から加茂谷地区に2人、椿地区に1人の隊員を配置しております。これまで、地域行事への参加を初め、加茂谷鯉まつりなどイベントの企画、運営等に携わりながら、地域住民と積極的に交流し、隊員各自の才能、能力を生かした活動を開始しているほか、インターネットを活用したブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通して、英語版も交えて地域のよさや情報を幅広く発信してまいりました。 今、注目されているワカモノ・ヨソモノ目線から見た斬新な視点や、協力隊員の熱意と行動力が地域に大きな刺激を与え、交流人口や移住人口の増加につながるよう、隊員の活動を受け入れ団体とともに支援し、今後におきましても隊員の導入地域の拡充も推進してまいりたいと考えております。 次に、観光施設整備についてであります。 昨年の11月から整備を進めてまいりました市道北の脇海岸線及び駐車場建設工事につきましては、今月中旬には完成する運びとなりました。整備をいたしました市道は、海岸まで一直線に走る延長193メートル、2車線での幅員7メートルに2.5メートルの歩道を併設しており、自然環境を重視し、雨水地下浸透式を採用した駐車場には69台の乗用車を駐車させることができるなど、市の観光施策として長年の課題でありました道路整備がこれにより完成を遂げたことになります。 現在、7月1日の海開きに合わせて、完成式典を行うべく最終的な仕上げを行っております。海水浴シーズンのみならず、北の脇海岸を愛する多くの方に御利用いただきたいと願っているところでございます。 次に、観光情報等の発信整備についてでありますが、先般、道の駅公方の郷なかがわに総務省の補助事業を活用し、公衆無線LANを整備いたしました。これにより、スマートフォン等で誰もが無料で気軽にインターネットを利用できる環境が整いました。無料でのWi-Fi環境は、訪日外国人観光客にとっても必須となっていることから、今後も本事業を活用した環境整備を進めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、JRグループ6社が連携して四国への誘客を図る四国デスティネーションキャンペーンが来春、3カ月間にわたり開催されます。先般、高松市内において、全国の旅行会社を集めた全国宣伝販売促進会議が開催され、各地での観光素材が紹介されるとともに、現地への視察会が行われました。 本県では、県西部を巡回するコースとAMA地域を経由する2つのコースが設定され、旅行商品の実現化に向けて各社の担当者が検分をしたところでございます。 本市といたしましては、四国の魅力が凝縮されたとも言えるAMA地域をぜひ来春のキャンペーンでもより多く取り上げられるよう、室戸市、安芸市とともに精いっぱいアピールしたいと考えております。 次に、赤ちゃんと中学生が触れ合う赤ちゃん授業についてであります。 昨年度までは県の委託事業として取り組んでおりましたが、今年度からは市の単独事業として実施してまいります。 現代社会が直面している問題の一つに、核家族化による孤立した親の育児不安や育児ストレスによる児童虐待、育児放棄などがあり、これらを未然に防止するとともに、早期発見につなげるために、地域における身近な支援の必要性が高まっております。 そのような中、失われつつある地域のつながりを見直し、地域の力で子育てを応援したいと活動されております阿南市赤ちゃん授業実行委員会の御協力のもと、本年度は羽ノ浦中学校、加茂谷中学校、福井中学校及び椿町中学校で本事業を実施することとなりました。 赤ちゃん授業では、次世代を担う中学生が赤ちゃんとかかわる体験を通じ、命の大切さや親の思いに触れることで、自分自身や身近にいる人を大切にする気持ちを育み、将来的な育児不安を少しでもなくし、コミュニケーション能力を養う機会となる授業にしたいと考えております。 次に、学校図書館サポーター事業についてでありますが、平成26年の学校図書館法の一部改正により、児童または生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員を置くよう努めなければならないとされました。 本市におきましても、これまでに地域のボランティア団体による絵本等の読み聞かせを通して、子供の読書活動の推進に御尽力をいただいておりますが、さらに子供たちが自発的な読書習慣を身につけ、確かな学びや豊かな心を育む上で重要な役割を担う学校図書館の充実を図るため、平成28年度から学校図書館サポーターを小学校に2人、中学校に1人配置し、小学校は富岡小学校及び羽ノ浦小学校を拠点に各小学校を巡回、中学校は阿南中学校を拠点に各中学校を巡回しております。 現在、12学級以上ある学校においては、司書教諭が配置されていますが、その多くはクラス担任や教科担任であるため、なかなか学校図書館の整備まで手が回らないのが現状であります。このようなことから、学校図書の整理や貸し出しを初め、読書の啓発等に従事する学校図書館サポーターを配置することにより、児童・生徒が読書の大切さを知り、読書によって言葉を学び、知識や表現力を身につけるための環境づくりが増進されるものと考えております。 次に、国直轄の河川及び道路事業の予算並びに進捗状況についてであります。 本市に係る本年度の河川事業予算につきましては、加茂地区築堤事業費に約13億円、長安口ダムの改造事業費に約57億円、派川那賀川、いわゆる桑野川河口部の地震・津波対策や那賀川の掘削など河川改修事業費として約4億円となっております。 また、道路事業予算につきましては、四国横断自動車道の阿南-徳島東間に約52億円、地域高規格道路の桑野道路及び福井道路については、ともに約4億円、さらに一般国道55号阿南道路、いわゆる阿南バイパスの4車線化に約27億円の配分をしていただいております。 特に、加茂地区の無堤解消に向けた築堤事業には、昨年度に比べ倍増した重点的な配分をしていただいたものと考えております。 次に、進捗状況についてでありますが、河川事業では、那賀川及び桑野川の河口部で実施しております地震・津波対策事業の総延長11.1キロメートルのうち、那賀川左右岸及び桑野川左岸の延長6.7キロメートルが昨年度末までに完成いたしました。残る桑野川右岸4.4キロメートルにつきましても、4区間に分割して工事が進められているところであり、引き続き地元との調整を図りながら推進してまいりたいと考えております。 また、那賀川の無堤地区の解消につきましては、集中的に予算配分をしていただいた深瀬地区が、予定より1年早く、昨年度末をもって完成しております。 加茂地区につきましても、昨年度から床上浸水対策特別緊急事業に着手し、調査設計や用地交渉を行っており、今年度からは、用地取得を終えている箇所において本体工事にも取りかかる予定であると伺っております。 さらに、本川の流下能力を高めるために、深瀬地区から楠根地区地先の河川内におきまして、昨年度から本格的に樹木の伐採及び掘削に着手しており、引き続き土砂の撤去などを行うことで、より一層水害に対する安全度の向上が図られることになると考えております。 次に、長安口ダムの改造事業につきましては、洪水吐きの増設に伴うダム堤体川側ゲート部分の切削が間もなく完了し、引き続きゲートの設置や減勢工の新設など本格的な本体施設の改造が実施されており、平成30年度のダム本体施設改造の完成、平成31年度の選択取水設備の完成を目指し、鋭意工事の進捗が図られているところでございます。 次に、道路事業についてでありますが、四国横断自動車道阿南-小松島間の阿南市域につきましては、上岩脇地区で順調に工事が進められ、巨大な道路構築物が形成されつつあります。 一方、下大野地区におきましては、一部用地取得に時間を要しておりますが、今後も早期解決に向け、関係機関と協議を進め、事業の進捗を図ってまいりたいとの見解を伺っております。 次に、桑野道路及び福井道路につきましては、(仮称)阿南インターチェンジから福井川と交差する区間において、順次各地区で設計及び現在地説明会あるいは用地調査を行っております。用地調査を終えた地区では、用地の取得に着手している箇所もあり、今年度も引き続き用地買収が推進される予定であります。 さらに、阿南バイパスの那賀川及び桑野川渡河部周辺の4車線化につきましては、今年度は主要工事であります渡河部の橋梁上部工の架設工事を施工し、あわせて周辺の改築工事を行い、平成31年度の完成を目標に鋭意工事が進められているところでございます。 こうした国が行う事業によりまして、河川事業では、南海トラフの巨大地震や津波あるいは台風や豪雨の自然災害に備え人命、財産の安全性を高めるとともに、道路事業では、高速道路網などの整備によりひと・ものの交流が促進される活力の道となることはもとより、災害時の緊急輸送路や救急医療における命の道となります。 いずれも本市にとっては地方創生の実現に向けた最重要課題であると認識しており、今後も国土交通省を初め関係機関と密接な連携を図りながら、積極的に推進してまいりたいと考えております。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明を申し上げます。 今回提出させていただきました案件は、専決処分の承認案4件、条例案5件、その他の案件2件、諮問案件1件の計12件及び報告8件であります。 ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。 承認第1号 阿南市税条例等の一部を改正する条例に係る専決処分の承認につきましては、平成28年3月31日に地方税法の一部が改正されたこと等に伴い、条例の関係部分を専決処分により改正し公布しましたので、地方自治法の規定により議会に報告し、承認をいただくものであります。 承認第2号 阿南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認につきましては、平成28年3月31日に地方税法施行令等の一部が改正されたことに伴い、条例の関係部分を専決処分により改正し公布しましたので、地方自治法の規定により議会に報告し、承認をいただくものであります。 承認第3号及び承認第4号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の承認につきましては、承認第3号が物損事故によるもの、承認第4号は交通事故によるもので、それぞれ損害賠償の額を決定し、相手方と和解するに当たり、議会を招集する時間的余裕がなく、専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告し、承認をいただくものであります。 第1号議案 阿南市情報文化センターの設置及び管理に関する条例の制定につきましては、阿南市情報文化センターの管理運営に関し、指定管理者制度を導入するため、地方自治法第244条の2第3項の規定により関係規定の整備をする必要があることから、条例を制定しようとするものであります。 第2号議案 阿南市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、阿南市文化会館の管理運営に関し、指定管理者制度を導入するため、地方自治法第244条の2第3項の規定により関係規定について所要の改正を行う必要があることから、条例の改正をしようとするものであります。 第3号議案 阿南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員災害補償法施行令の一部が改正され、傷病補償年金または休業補償と同一の事由により厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合の調整率が改正されたこと等に伴い、関係規定について所要の改正を行う必要があるため、条例の改正をしようとするものであります。 第4号議案 阿南市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員法の一部が改正され、引用条文が繰り下げられたこと等に伴い、関係規定について所要の改正を行う必要があるため、条例の改正をしようとするものであります。 第5号議案 阿南市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正され、傷病補償年金または休業補償と同一の事由により厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合の調整率が改正されたこと等に伴い、関係規定について所要の改正を行う必要があるため、条例の改正をしようとするものであります。 第6号議案 動産の買入れにつきましては、平成11年3月に阿南消防組合消防本部に配備した救助工作車Ⅱ型が購入から17年が経過し、老朽化したため、新たに阿南市消防本部に最新鋭の装備を持ち各種災害に対応できる救助資機材を積載した救助工作車Ⅱ型を購入するためであります。 今回整備する救助工作車Ⅱ型はダブルキャブオーバー型5人乗り4WDで、高さ8メートル程度から照射できる大型LED照明装置、2.9トン級の4段ブーム小型移動式クレーン、車両の前後に最大5トンの力で牽引できるウインチなどを装備し、さらには救助活動を迅速かつ効果的に行うための救助用資機材を積載した消防自動車であります。 去る5月13日に指名競争入札に付しましたところ、徳島市津田浜之町5番5号 株式会社藤島徳島営業所が7,386万2,087円で落札しましたので、購入契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 第7号議案 動産の買入れにつきましては、平成6年11月に那賀川分団第5班と同年12月に富岡分団第5班及び新野分団第4班に配備した消防ポンプ自動車が購入後20年以上が経過し、老朽化したため、新たに購入するものであります。 消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ型)はキャブオーバー型ダブルシートで乗車定員6名、A-2級の消防ポンプを搭載し、毎分2,000リットル以上の放水ができる能力を備えており、車両後部にはホース8本を積載した油圧昇降装置つきホースカーを装備しております。 去る5月13日に指名競争入札に付しましたところ、徳島市津田浜之町5番5号 株式会社藤島徳島営業所が3,336万2,964円で落札しましたので、購入契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 諮問第1号 行政財産使用許可に関する処分についての異議申立てに係る諮問につきましては、平成27年4月1日付で清水建設株式会社四国支店に対して行った行政財産使用許可処分について、阿南市桑野町井ノ口原52番地10、安田武志氏より地方自治法第238条の4第7項の規定に基づき行った行政財産使用許可に関する処分の取り消し等を求める異議申し立てがありましたので、地方自治法第238条の7第4項の規定により議会の意見を問うものであります。 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告につきましては、市営住宅4件の家屋の明け渡し等を訴訟手続により履行請求することについて専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 報告第2号、報告第3号、報告第4号及び報告第5号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告につきましては、報告第2号が物損事故によるもの、報告第3号、報告第4号及び報告第5号は交通事故によるもので、それぞれ損害賠償の額を決定し、相手方と和解することについて専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 報告第6号 平成27年度阿南市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、平成27年度事業のうち、臨時福祉給付金事業、介護保険施設等整備事業、こどもセンター建設事業、道路橋梁整備交付金事業、河川整備事業、公営住宅建設事業など、各事業の進捗状況から16億1,162万4,000円を平成28年度に繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令の規定により議会に報告するものであります。 報告第7号 平成27年度阿南市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、平成27年度事業として着手いたしました公共下水道工事に係る寿通地区の工事監理業務委託、汚水管渠工事、支障物件移転補償、富岡雨水ポンプ場の長寿命化対策に係る設備改修工事について、各事業の進捗状況から1億50万円を平成28年度に繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令の規定により議会に報告するものであります。 報告第8号 平成27年度阿南市水道事業会計予算繰越計算書の報告につきましては、建設改良事業のうち、寿通地区汚水管渠築造工事(第3分割)について、事業の進捗状況から4,260万5,000円を平成28年度に繰り越しいたしましたので、地方公営企業法の規定により議会に報告するものであります。 なお、任期満了に伴う教育長の任命、公平委員会委員の選任、固定資産評価員の選任及び人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、後日追加提案をさせていただくことにしております。 以上、御提案いたしました議案並びに報告の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえる次第であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久米良久議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は15日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力をよろしくお願いいたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    散会 午前10時51分...